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代表メッセージ

はじめまして代表の井谷です!
ようこそ「星空シネマ」のホームページへ。
私は重度障がい者です。22歳のときに首の骨を骨折し、障がい者となりました。
その後、2009年に障がい者の自立支援を行う団体「CIL星空」を設立し、これまで自分の障がいをアイデンティティーとして活動してきました。その活動は全国へ、さらには海外へと範囲が広がっています。
そんな私も、受傷当初は突然障がい者になったことが受け入れられず、約5年間ひきこもりの生活を送りました。ただ、以前は社会と関わる仕事をしていたこともあって、そんな生活に不安を感じ始め、就労継続支援A型事業所と契約し在宅で就労を始めたのが、障がい者になって初めて社会と繋がりを持った経験です。「障がい者でも働ける」という体験をし、新たな一歩を踏み出しました。

全国の県庁所在地では“障がい者が地域で自立する”ことは広まりつつあります。しかし、県内どこにいても障がい者、特に重度障がい者が自立していける環境が整っているわけではありません。この自立の流れを愛媛県全域に広げ、より多くの多様な障がい者が、自立を含めた、たくさんの選択肢を持てるようにしていきたいと考えています。
そこで、まずはどんな障がい者でも働ける場所をつくりたいという思いから、南予地域の中心に位置する西予市に「就労継続支援B型事業所 星空シネマ」を開設しました。

私は当事者だからこそ「自分らしく生きることの大変さと大切さ」を知っていると思っています。
自分一人では叶えられないことでも、まわりのサポートや適切な環境があれば実現できるようになります。精神、発達、知的、身体、難病など、障がいは様々。さらに、できること・できないことは、その人それぞれで異なります。「星空シネマ」で自分に合った“自立のかたち”を一緒に探していきましょう。

代表 井谷 重人(いたにしげと)

理念

障がいがある方の人生を通して、
社会にいるすべての人の居場所と幸せを追求する

特徴・こだわり

星空シネマは障がい者自身が中心となって運営をしています。
これは、障がい者のニーズをもっともよく理解しているのは障がい者自身だという考えにもとづいています。障害の特性は人それぞれ。まわりから理解されないことも多くありますが、障害によってそのひと一人では叶えられないことも、環境や配慮があれば実現できるってことを私たちは知っています。ぜひここで自分に合った働き方を見つけてください。


星空シネマでは様々な作業をご用意しており、その日やる作業を自分で選ぶことができるようになっております。もし、今ご用意している作業で出来るものがなければ、可能な限りご本人の希望にあわせて出来ることを一緒に探します。


星空シネマでは事業所に通って作業をする以外にも、必要に応じて在宅就労ができるようになっており、在宅でもできる作業を数多くご用意しております。働く時間も自分で選ぶことができ、作業ノルマもありませんのでまずは安定して働くことから始めてください。在宅就労はお住まいの各市町村の許可が必要となりますが、今は家からでて作業をすることが難しい方もお気軽にお問い合わせください。


私たちは利用者さんのことをメンバーさんと呼ばせていただいています。
これは、私たちの会社を利用される方は、私たちと一緒に会社をつくってくれるメンバーだという考えからきています。障がい者と一括りにいっても、精神、発達、知的、身体、難病などその障がいも様々であり、ましてその特定される障がいにおいても、出来ること出来ないこと、必要な環境や配慮などもその人それぞれに違います。そして、そのすべてに私たちだけの思い込みで対応することは不可能です。だからこそ、決まったルールではなく、出来るかぎりその人自身が自分に必要な環境や配慮を考えてもらうこと、やりたいことやれることを見つけること、それを職員が一緒にフォローしていくこと、その過程で生まれたものを事業所で行う仕事やサービスに反映させていきたいと考えています。